2011-01-01から1年間の記事一覧

[GSOC][opensource]Google Summer of Code 2011受付開始

今年もGoogle Summer of Codeの時期がやってきた。もう受付が始まっているが、応募したいと思っている人にアプリケーションを書く上で一般的な注意点を。 ゴールを明確に 最初にどんな機能を実装したいのか、明確/簡潔に書く。難しい英語の表現など使わなく…

Vizbiレポート1:Tamara Munzne教授によるキーノートPart1 〜可視化の原則/三次元の難しさ〜

Vizbiでのトークは、主に二つに分けられる。一つは一般的な可視化の話題を扱うキーノート。もう一つはデータの種類ごとの可視化を扱うデータ別のセクション。まず、キーノートの中からUBCのTamara Munzne教授のトークをレポート。なお、プレゼンテーションで…

Vizbi 2011 最終日: チュートリアルセッションからProcessing談義まで

Vizbiでのチュートリアルは今年から設けられたセクションで、アプリケーションごとに講師が一〜二人割り当てられ、前半が講師による解説やハンズオン形式のトレーニング、後半はそれぞれのデータなどを持ち寄って自由にディスカッションしたり質問したりと言…

追記

分かりにくかった部分やリンクを修正しました。

気になった点2:ビジュアライゼーション vs 研究内容

研究者のトークのセクションでは、やはり自分の研究の全体像を紹介すると言うスタイルが多かったのだが、それに加えて、「この分野の可視化ではこんな事が問題で、こんな問題を解決できる人を捜している」と言うような問題提起を必ず最初に行う、と言うスタ…

気になった点1:異なる分野同士のコミュニケーション

生命科学と一言に言っても、CT画像のモデリングをやっている人もいれば、ネットワーク解析をやっている人も居るので、全く異なる分野の聴衆に対して語りかける工夫が若干必要な気がした。

ポスターの時間が長くとってあり、じっくり回る事ができた

ポスターセッションを4回に分けて開催する事により、興味のある発表者にはじっくり話を聞く事が可能だった。

キーノートスピーカーのセレクションが良かった

基本的な会議の流れは、ライフサイエンスの研究者のトークがいくつか連続して、その間に可視化全般の話題を扱うキーノートをはさむと言う感じ。visual complexityのManuel Lima、Many Eyesを作ったグループなど、示唆に富んだ話を聞く事ができた。

参加者が増えた

実験的に開催されたのが去年で、今年は第二回目。前回はハイデルベルク(ドイツ)、今回はボストン(Broad Institute。MITのあるエリア)と言う違いはあるが、参加者は130人程度から200人超へと増えた。ポスターの内容を観ている限りでは、若干メディ…

Vizbi 2011全体の感想

昨年に引き続き(昨年の分も結局まともに書いていない!)Vizbi 2011と言う、生物学分野に特化した可視化の学会に参加してきた。ワークショップ三日、チュートリアルが一日と言うスケジュールだったが、ワークショップ三日が終わった時点での全体の感想をま…

そろそろ再開

最近はTwitterばかりでまとまった文章を公開していないので、そろそろメモ的に書いたものをまとめて再開しよう。